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医院概要

医院名
自由が丘 かなざわ歯科医院 
院長
金澤 啓司
住所
〒158-0083
東京都世田谷区奥沢5丁目24番1号リベルテドゥ2階

診療時間
【平日
8:00 - 13:00 / 
15:00 - 18:00 
土曜
8:00 - 13:00 / 14:00 - 17:00 

休診日
日曜・祝日  
第2,4水曜日 第1,3,5木曜日
TEL
03-3718-1367
診療案内
予防歯科・小児歯科、むし歯・根管治療、歯周病、矯正歯科、 顎関節症など



ドクターズファイル
日本大学歯学部付属歯科病院
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日本病巣疾患研究会
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口腔・鼻腔・咽頭と全身疾患(病巣感染)との関係

    病巣疾患とは

すでに生じてしまった病気を水量が増えて反乱を起こした川の下流に見立てると、その根本原因のある場所はしばしば川の上流に存在し、そこでは川の氾濫はありません。人間が生きていくために必要な食物と空気の入り口に位置する口腔、鼻、咽頭は様々な病気において川の上流となる宿命を負います。重要なことに、川の上流では大した異常と認識されなくとも川の下流には甚大な影響を及ぼす可能性が潜んでいます。上流の口腔、鼻、咽頭の「点」を扱うのは歯科、耳鼻咽喉科ですが、その下流の「点」を扱うのは分野別に細分化された内科、皮膚科、整形外科、神経科など多岐にわたります。「点」と「点」を結ぶ「線」を探求するということは川の上流から下流までをトータルに俯瞰することが必要で、そのためには診療科の垣根を越えた取り組みが不可欠です。(日本病巣疾患研究会)

 当医院はそのような趣旨から2013年に設立されました日本病巣研究会に入会し、“上流医療”の重要性を皆様にお伝えしております。

 

      病巣疾患

病巣疾患」という言葉は一般の方にはもちろん、医師や歯科医師にとってもあまり馴染みがないかも知れません。どいうことか?

口、鼻、のど(咽頭)から始まる全身の病気

 私たち人間は生きていくための「命の源」である食物と空気を口と鼻から取り入れます。しかし、その代償として体の入り口である口腔、鼻腔、咽頭は常に細菌、ウイルス、粉塵、異物などに曝されることになります。こうした危険から私たちの体を守るために、口腔、鼻腔、咽頭は食物や空気の単なる通り道というだけでなく、実に巧妙な免疫機能と神経機能を備えています。それゆえ、口腔、鼻腔、咽頭に慢性炎症が生じると、その局所では症状が乏しくとも同部位の免疫系や神経系を介して全身の免疫、神経機能に影響を及ぼし、結果的に口腔や咽頭とは一見、関係がなさそうな様々な体の不調や疾患を引き起こします。

 例えば歯周病があると、以下の疾患リスクが高まることが知られています。

l  低体重児出生(胎児の発育不全)

l  関節リュウマチ

l  虚血性心疾患

l  脳梗塞

l  骨粗鬆症

l  糖尿病の悪化

l  高齢者の誤嚥性疾患

 こうした背景から1997年に米国歯周病学会は歯周病予防キャンペーンで“Floss or die”「デンタルフロスをしますか?それとも死にますか?」というセンセーショナルなスローガンを発表し、世界を驚かせました。


 病巣疾患のルーツ「病巣疾患」という考え方

今から遥か昔の紀元前、医学の父といわれるヒポクラテスの時代から「体のどこかに細菌名地が感染した病巣があって、それが原因で感染した場所とは違う、離れた場所に病気が起こる」という考え方がすでに存在していました。

 20世紀の初頭にこの考え方が「病巣感染」として脚光を浴び、中でも病巣感染の原因として扁桃炎とむし歯が着目され、盛んに扁桃摘出と抜歯が行われていた時代がありました。

 先ず、むし歯と全身病に関して、イギリスの医師が「病気に罹った歯はそこから排泄される細菌が血液にのって、遠く離れた部位に二次的に病変(病気)を生じさせる(口腔敗血症)」という概念を1911年に英国の権威ある医学誌に発表し、一方で「不潔な歯科治療が全身的な病気を作る」と警鐘を鳴らしました。因みに、むし歯や歯周病が原因で全身に疾患が生じることを「歯性病巣感染」と呼びます。

 更に詳しくお知りになられたい方は当医院のホームページのトップページから“日本病巣疾患研究会”にアクセスして下さい。

 

咬み合わせと全身、不定愁訴との関係

歯科医学において解明できていることが多いと捉えるか、未だ不明なことが多いと考えるかによって我々歯科医師の診断力、説明にも差が出てくるのではないでしょうか?

現代医学が素晴らしい発展を遂げているのは疑いの余地はありませんが、その反面現代医学ではなかなか治癒しない慢性疾患も多いのが実情です。

病名の付けられない疾患が約15,000以上あるとの報告もあるくらいです。

肩・首の凝り、筋肉の張りを鍼・灸・整体マッサージなどで症状を取り除いても、数日も経てばまた以前と同じ辛い症状が戻ってきたことがある人は多いのではないでしょうか?

歯科臨床医としてある程度経験を積んでくると、かみ合わせと全身症状との間にEvidenceとしてはないまでも、何らかの因果関係が潜んでいることを認識してきます。

当医院を受診される皆様の中には口腔内の悩みではなく、いろいろな全身症状を訴えてお越しになられる方が少なくありません。

そのような方に共通しているのは他科の受診歴が多いことです。

もし、かみ合わせに起因している不定愁訴であれば、他科では診断、処置のしようがないわけであり、最終的にはWandering Patientとして各科をさまようことになるのではないでしょうか?

(只今作成中)

高血圧と咬み合わせ

当医院を受診されている患者様の中には血圧が高くなった原因は分からないが会社の健康診断で血圧が高いと指摘され、病院から血圧を下げる薬を飲み続けている方がいる。原因が分からないのに・・・

口腔内の状態、咬み合わせを歯科的に問題を探っていくと、奥歯の歯が失われたまま放置していることで咬み合わせが長い期間低い状態で過ごされている。生体は適応能力があるので歯が失われても他の残存する歯で咀嚼をすることはできるが、顎の位置が徐々に偏位していく。顎の位置が偏位するということは、咀嚼筋の緊張状態が続くことになり、筋肉の拘縮、体幹のねじれなどによって頸椎の間を走行している椎骨動脈が圧迫を受け続けることで血流が障害されると、必然的に生体で最も酸素消費量が多い脳へ心臓が酸素を送り込むために供給過多となって血圧が上昇してもおかしくはない。

そのような場合当医院では先ずは奥歯の低いかみ合わせの状態を改善させるために奥歯にスプリントというプラスティックのプレート(着脱可能)を装着することを提案させて頂き、使用していただく。継続使用するなかで日常の血圧に変化が現れるか経過を診る治療となる。

治療とは、方程式のように改善しない症状に対しては経過を診ながら慎重に進めることが極めて大切なことです。