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医院概要

医院名
自由が丘 かなざわ歯科医院 
院長
金澤 啓司
住所
〒158-0083
東京都世田谷区奥沢5丁目24番1号リベルテドゥ2階

診療時間
【平日
8:00 - 13:00 / 
15:00 - 18:00 
土曜
8:00 - 13:00 / 14:00 - 17:00 

休診日
日曜・祝日  
第2,4水曜日 第1,3,5木曜日
TEL
03-3718-1367
診療案内
予防歯科・小児歯科、むし歯・根管治療、歯周病、矯正歯科、 顎関節症など



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日本大学歯学部付属歯科病院
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院長ブログ

今こそ“学問のすすめ”を読んで!

 「天は人の上に人を造らず‥‥」を聞いたことがあっても、“学問のすすめ”を読んだことがある人はほとんどいない。

明日はどうなるか分からない今だからこそ、自分はどのように振る舞い、行動すべきなのかを考える指南役としてこの一冊を今すぐ読んで頂きたい。今、人々に求められているものは“良識ある行動”である。老若男女問わず、今一度自由と我が儘の違い、境目を考えて頂きたい。諭吉は述べています。“自由と我が儘の境目というのは、他人の害となることをするかしないかにある。ある人がやりたい放題やるのは、他の人の悪い手本になって、やがては世の中の空気を乱してしまう。人の教育にも害になる。” 身の回りのちょっとしたことでも構わないと思います。周りの人へ迷惑の掛からない行動を意識しましょう!誰かに言われたからするのではなく、自分の良心に従って行動をとるべきです。人として、そして日本人として試されています。

                                                    2020,4,1

                                              

京産大生は何を大学で学んだのか?

 卒業旅行でヨーロッパ旅行に行き、帰国後にゼミの祝賀会でクラスターが発生したとのニュースが流れた。明日から社会人として責任を背負って社会に貢献する20歳を過ぎた大人の行動としては情けない。なぜこのご時世にヨーロッパ旅行を?政府をはじめ各自治体の首長が多くの人の集まる機会を極力避けるようにと呼び掛けているにも拘わらずだ。何もこちらの学生だけではなく、都内においても身勝手な振る舞い、行動をとる大人を見かける。なぜこのような人種が増えてきたのか?一言でいえば“教育”ではないか?それも家庭における“躾”が全く出来ていない。当医院に来院する小学生の中には簡単な挨拶もできない子供がいる。塾で何を学んでいるのか知らないが、人として学ぶべきは礼儀が優先されるべきではないか?学力優先、経済優先では大人にはなっても“人”にはならず、歳を重ねても“成人”にはなれない。

                                                    2020,3,31

                                              

不要不急の外出自粛

 志村けんさんが亡くなった‥‥。ウィルスによる人類死滅の危機をテーマにした映画、草刈正雄とオリビア・ハッセー主演の「復活の日」を思い出さずにはいられない。来年の今頃、世界の人口が半減しているなんてことは誰も予想していないだろう。でも、特効薬もなければワクチンもないとなればどうすれば生き残れるのか?今、我々一人ひとりができることをしなければならない理由はそこにある。“不要不急の外出を控えてください”と誰かに言われたからではなく、良識ある行動を普段から心掛けている日本人であれば自ずから当たり前にできるはずだ!「人を思いやり、慈しむ心である『仁』があれば、おのずと道徳は保たれ、社会が安定する」という孔子の教えを胸に刻もう。

                                                    2020,3,30

                                              

試練の時

 安倍総理大臣の記者会見を皆さんはどのように受け止めたであろうか?日本の外交においては総理として立派な仕事をされていると私は評価しているが、経済と教育に関しては及第点には届かない?のではないか。そんな中での新型コロナウイルス感染の国難である。国が、国民が、世界の人々が協力するしかない。総理も聖人君子ではない。批判も受けるであろう。しかし、今のこの人類に対する危機が差し迫っている状況下では、一国のリーダーを信じて従うことがひとり一人の国民に求められている姿勢ではないだろうか?明治維新前夜、吉田松陰は、「天下の大患はその大患たる所以を知らざるにあり」といっている。危機にあることを知らないことが最大の危機だ。ちょっとした油断が命取りになる。

                                                    2020,3,29

                                              

規律を守る国民

 東京における新型コロナウィルスの感染者が3日連続で40人を超えた。イギリスではジョンソン首相の感染も明らかになり、気が付けばウィルスの脅威、恐怖に人々が身をすくめている。まさに明日は我が身とはこのこと。昨年までJリーグで活躍していた元ドイツ代表の選手が、「日本の感染者数がこの程度で済んでいるのは、国民性が大いに関係している。何よりほとんど全ての人が当たり前に規律を守ることができる国民だ。欧州が学ぶべきことはこれだ。」とコメントを寄せていた。この週末も我慢、辛抱の時!「罹るときは罹るからしょうがない!」なんて言う無責任な考え行動を恥ずかしいと思わない一部の日本人には警鐘を促したい。

                                                    2020,3,28

                                              

なぜオーバーシュート、ロックダウン

 マスコミ、政治家の発言で意味不明?耳障りな言葉を耳にする。なぜ日本語を使わないのか。オーバーシュート?サッカーボールがゴールポストを外したのか?とは文脈からは思わないが、もっと日本語を大事にしませんかと言いたい。志賀直哉が母語を響きの良いフランス語にしてはどうかと提言したことがあるとか。外出を控えるこのご時世に普段読めない気になる本を読み漁って素敵な日本語に出会おうではありませんか!

                                                    2020,3,27

                                              

数値化できない価値ある美質

 職場において従業員の労働は適正に評価されているのか?学校教育における子供達の成績評価は総合的に評価されているのか?私が歯科医師になったころは仕事を覚える意味も兼ねて勤務先とは別にアルバイト先を探した経験があるが、その際気に掛ったのが“歩合制”という文字だ。歩合ということは、如何にそこの会社・医院の売り上げに貢献したかということであり、数字での評価でしかない。勿論その様な考えの歯科医院で働くことはなかったのだが‥‥。

イギリスのブレア元首相が当時“7歳児の読書量が20年後にイギリスの立ち位置を決めるだろう!”という発言をされていた。当時我が国の文部大臣は何と言ったか?“全国の公立小中高の図書費を2割削減します”、“スーパーコンピューターは世界で2番では駄目なんですか?”国会議員の資質の違いと言ってしまえば身も蓋もないが、そのような議員を選んでしまう国民の民度も下がっていることの表れだろう。ちょっと話の内容がブレたが、先日の毎日小学生新聞に、「世の中では“思いやり”や“思慮深さ”“謙虚さ”などの数値化できない価値ある美質が存在する」とあった。目に見えないものを評価することができるのが日本人ではなかったか?職業人を育てる教育ではなく、人を育てる教育に国が舵を取らないと、この国は取り返しがつかなくなると思うのは私だけか?



                                                    2020,3,22

                                              

望めば叶う

 “幼いころは誰でも夢をみていた。だが成長するにつれて夢はだんだん色あせ、気がつけばおとなになり、毎日の暮らしに追われて日々が過ぎていく”。‥‥20数年前に本屋で手にしたある本の裏表紙に書いてあった言葉だ。一ヶ月前に本棚の奥にしまってあったその本を探し、改めて読み返した。著者のルー・タイスは「それが本当のあなたですか」と問いかけてくる。約2ヶ月に当医院で歯列矯正治療を始めた30代の女性患者さんと会話をする中で、福澤諭吉の“学問のススメ”の話を切っ掛けに私が彼女に是非読んでいただきたい本として頭に浮かんできたのがこの“望めば叶う”だ。今日もこの患者さんは来院され、“綺麗な本をネットで購入しました!”とのこと。彼女にはしっかりとした人生プランがありそうだが、この先迷うことがあった時には背中を押してくれる一冊になることは間違いない。


                                                    2020,3,21

                                              

習慣化の重要性

 子供達の口呼吸と間違った嚥下様式を改善させる筋機能トレーニングによって本来の顔面骨格を取り戻し、その結果歯並び、咬み合わせも改善してきたケースが当医院でも多く見られるようになってきたが、反面結果が伴ってこないケースやフェードアウトしたお子さんもいた。この治療の考え方を親御さんがしっかりと理解できていることが治療を受ける上では大前提であるが、それ以上にトレーニングを習慣化できる家庭環境が整っているかどうかが大きな鍵を握っていると実感する。歯科医院に毎月一回通っていれば咬み合わせが良くなるというものではない。“習慣”は自然には身につかない。努力が必要。だから“習慣力”。歯を磨くのも、お風呂に入るのも、最初は親が躾けたからです。小さなお子様にマズローの欲求五段解説を理解させる必要はないが、このトレーニングを“習慣化”することが何事も成就させる上では大切だと身をもって教育できると確信する。


                                                    2020,3,19

                                              

大局観

 リーダーに必要な資質は何かと問われればそれは“大局観を持った決断力”であろう。その大局観を養うには日ごろからの修養が必要であり、教養を身につける以外にない。このことは現役の全国会議員に強く申し上げたい。大局観がないから対処療法の政策しかできない。なんで現金給付をするのか?現金と商品券をセットで考えたら?なんてことを平気で提案する野党議員までいる始末。日本で、世界で新型コロナウイルスによる混乱が生じているが、収入が減るから保証してくれ、生活ができないから国が何とかしてくれなどというのは如何なものか。誰も予期せぬ事態に対処する解決策は持ち合わせていない。“国があなた方に何をするかではなく、あなた方が国に何ができるかを考えてほしい”とは某国の大統領の名演説だ。今は国も国民も試練の時であり、それぞれの問題解決能力が問われているのではないか?謙虚に、耐えるときは耐えることを学ぶ時であり、危機を脱した時に、人として恥ずかしくない行動をとれたと思えるようにあるべきだ。

                                                    2020,3,18

                                              

先の見えない不安

 最近の患者さんとの会話は先ず“新型コロナウイルスはどうなりますかね?”で始まる。日を追って感染への緊迫感が周りでも高まってきているのは皆様のまわりでも同様かと思います。通勤電車内ではくしゃみ一つし難い雰囲気があるだけではなく、マスクをしないで会話をしていると注意する乗客が出てくる始末。“最後は自分の身は自分で守る”しかないのかも知れないが、なんとも窮屈だ。しかし恐怖から他人との接触を避けようとするのは道理かもしれない。学校の一斉休校、イベントの中止。今日の夕方にはアビガンが新型コロナウイルスに効力があると中国が発表したとのこと。副作用は大丈夫なのか?早くこの目に見えない、先の見えない不安を払拭できるような日が来ないだろうか。「ノーレイン・ノーレインボー」、ある中学校卒業式の祝辞だ。

                                                    2020,3,16

                                              

治療で歯は良くなるの?

 今日の初診患者さんの主訴は、“これ以上歯を失いたくない”。口腔内を診査すると多数の処置済みの歯を認め、3本はすでに抜歯されいる。詳しく話を伺うと、何度も同じ歯を治療しているにもかかわらず良くなっていないのはなぜか?と疑問になっていたとのこと。このような同じ疑問を抱えている方に先ず理解して頂きたいのは、歯は治療をしても良くならないということ。良くならない??歯が良くなる=歯が元に戻る、であれば治療をすることで歯が良くなるという表現は正しいかもしれないが、実際には治療をすることでその歯の予後がどうなるかということ。むし歯になるリスク検査をしたことはありますか?治療をすることで治療を行わない場合よりは歯を延命できるのであれば治療を選択するという考え方を患者さんには持ってほしい。そのためには医院側がきちんと患者さんと向き合う時間が必要である。次から次と患者さんを捌くような診療体系では、いつまでも患者側は考える時間も質問する時間もない。

                                                    2020,3,12

                                              

血液の在庫不足

 皆さん、献血をされたことはありますか?身内の方も含めて手術などで輸血が必要になった経験をお持ちの方もおられることでしょう。茨城新聞のコラムに掲載されていた記事によると、新型コロナウィルス感染拡大で献血関連行事が中止になるなどして、血液の在庫不足が深刻化しているそうです。日本赤十字社によると、輸血を受ける人は1日約3千人おり、約1万3千人からの輸血が日々求められているという。同社は「あなたの40分間が誰かの一生になります」と、協力を呼び掛けている。皆さん、いつどこであなた自身も輸血の必要に迫られるかもしれません。時間があればではなく、時間を割いてでも人の命を救うお手伝いを!医者でも血液は作れない。

                                                    2020,3,11

                                              

新型コロナウイルス

 未曾有の被害をもたらした東日本大震災では多くの方が犠牲になった。目に映る映像を現実のものとして受け止められなかった9年前を皆さんも忘れることはないでしょう。今は見ることのできない恐怖との戦いが全世界で起きている。目に見えないウィルスの拡散がデータによって可視化され、今そこにある危機として日々の生活を震撼させている。マスクの高額転売、トイレットペーパーの買い占めなど、“自分さえよければ”の社会現象も起きている。日本人であれば“お互い様”という言葉を使ったことがない人はいないと信じたい。お互いに分け合いながら助け合う相手を思いやる自然な気持ちは何処へ行ってしまったのか?新型コロナウイルスの終息も見通せない不安は尽きないが、日本人の遺伝子が組み替えられたのではないかと思われる新種の日本人の暗躍する社会は収拾がつかなくなる不安が尽きない。

                                                    2020,3,10

                                              

患者の悩み

 先週来院された患者様の悩みは、「子供の頃からずっと歯医者さんに通っているのに良くならないのはなぜなのか知りたい?」。御もっともな質問である。口腔内画像をお見せすると患者さん曰く「なんだか悲しくなる😢」。歯を失ったところにインプラント補綴(被せ物)が処置されていたが、そこと咬み合う相手方の歯が今は痛くなってきたとのこと。むし歯のリスク、上下の歯並び、三次元的な咬み合わせの歪み、治療した側の診断力、治療技術の拙さなど様々な要因が関与しているが、もっとも欠けていることは、治療する側のドクターと治療を受ける側の患者との人としての信頼関係ではないか?信頼関係の構築には何が必要か?歯科医療にかかわらず何事においてもどの業種においても“Face to Face“によるコミュニケーション以外にない。患者さんの悩みをこちら側が温度差なく受け止めることができているのか?

                                                    2020,3,4

                                              

これからの人たちへ

 卒業シーズンを迎えたにも拘らずこの新型コロナウイルスの市中感染拡大によって人生の節目となる記念すべき式典が行われないのは非常に残念であり気の毒である。学生生活の思い出、充実度は人それぞれかも知れないが、若い人たちには以前東大の入学式祝辞で述べられていた言葉を胸に刻んでほしいと願う。引用します。

“あなたたちの頑張りを、自分が勝ち抜くためだけに使わないでください。恵まれた環境と能力とを、恵まれない人々を貶めるためにではなく、そういう人々を助けるために使ってください”

                                                    2020,3,3

                                              

真のおもてなしとは‥‥

 歯科医院を受診される方の多くは何か主訴を抱えて来院される。しかし、来院されない一般の方は皆さん口腔内に問題はないのだろうか?表現を変えれば、そもそも病気と診断された患者以外は全員が健康と言えるのだろうか?

当医院の経営理念は“価値ある時間を患者様に提供する”である。

星野佳路氏の言葉によると“おもてなしとは顧客の期待に応えることではなく、顧客に気付いてもらうこと、伝えたいメッセージをしっかりと伝えることが本当の意味でのおもてなしである”とある。

当医院は治療だけを提供しているのではない。先ずは皆さんの口腔内の現状をしっかりとご自身で把握してください。

あの時、あ~すれば良かった!はできるだけない方がいい!

                                                    2020,2.29

                                              

当医院の歯科治療・メインテナンスの考え方

 むし歯の治療を繰り返し、あるいは多く受けている原因は、

1.     咬み合わせを考慮しないまま表面的な処置に終始している可能性があるのではないか?(咬み合せと歯軋りの関係を理解していただく必要があります)

2.     カリエスリスク(むし歯になるリスク)を減じることなく対処療法的な処置を繰り返している為

3.     痛みなど症状のあるときのみ治療を受ける対処療法型の歯科医院通いをしていないか?

4.     長期的な歯の保存・維持を目的とした治療ではなく、その場凌ぎの必要最低限の処置に終始している可能性は?

5.     治療時の精密度の問題

6.     修復物、補綴物の材質の特徴によりもの

7.     不正咬合(かみ合わせの不正)がある場合の夜間の睡眠時歯ぎしりによる個々の歯に掛かる力の負担による修復物の歯面からの剥がれ、歯質の亀裂、破折が生じ易い

8.     食生活習慣の改善を含めたセルフケアーが不十分

9.     定期的なメインテナンスを全く受けない

  などが考えられます。

 歯周病の進行は歯周病細菌の関与がありますが、生体(宿主側)の免疫応答が深く関与しており、原因は決して一つではなく、多因子性疾患として考えられています。

 歯周病に関しては治療終了後も口腔内細菌の働きをコントロール必要性から定期的なメインテナンスにて歯周ポケット内のバイオフィルム(細菌の塊)の破壊、歯石除去を行う必要があります。

治療の進め方・内容

1.     唾液検査の実施、リスクの把握とご理解、セルフケアーの改善、確立

2.     不良補綴物(被せ物)・修復物などがあれば精密な再処置を検討する

※歯を治療することで歯が治ることはありません。歯の機能を長く持たせるための処置がむし歯の治療であることをご理解ください。

3.     身体の適応と代償という観点で口腔内を診たときに、歯列の乱れ、かみ合わせのずれがある場合には、代償の全身症状として首肩の凝り、腕のしびれ、偏頭痛等(他にもあり)が現れやすく、口腔内では歯の根元の楔上欠損、歯の咬耗、歯肉退縮、顎関節では開口時の顎関節の音、痛みなどが生じてきます。12週~16週の間隔でメインテナンスを継続させる。但し、むし歯、歯周病のリスクが高い場合にはメインテナンス期間を短くする。

治療の予後予測

 生体で今後起こりうることを予測することは不可能ですが、処置済みの修復物、補綴物を長期的に保つことができても処置完了時と同じ状態を半永久的に維持させることは難しいと思われます。早期に修復物(金属)などの浮き上がり、不適合箇所を発見し、必要最小限の再処置に済ませることが、御自身の歯を長く持たせる最良の方法です。

定期メインテナンスと歯科医療について

現在治療が必要なところは適切な処置を受けることが必要ですが、その後新たな疾患をつくらない為には正しい食生活習慣、と口腔内セルフケアーの確立が皆様には必要です。

当医院としては

l  口腔内の悪玉菌を減らして善玉菌を増やすこと

l  細菌バイオフィルムを破壊して生体の抵抗力を優位な状態にする

l  科学的根拠に基づいた予防と適切な時期に必要な治療介入

l  継続的な患者資料(レントゲン写真、口腔内写真)の採得

l  時間軸の観念をもったメインテナンスシステム

を意識して一人ひとりの口腔内の管理をしております。

※必ず理解してください!

皆様の中には「症状がない=健康」、「何か症状が出たら、痛くなったら歯科医院を受診する」という考えがあるかもしれません。

一方で、定期的なメインテナンスは、自覚症状のないもしくは、ほとんどない状態で来院してもらうために皆様の従来の考え方とは相反することになります。

皆さん、歯科治療・口腔ケアの“意識改革”をしてください。

口腔内には700種類以上の細菌が検出されており、むし歯や歯周病は細菌の塊・バイオフィルムが主要因である多因子性疾患です。

つまり、歯面で細菌バイオフィルムが形成され、成熟していく過程が歯や歯周組織にとって最も為害性がある時期です。バイオフィルムが石灰化して歯石になった時に除去するのでは遅いことを理解していただきたいのです。

従って、口腔内細菌の働きをコントロールする必要性から定期的なメインテナンスにて歯周ポケット内のバイオフィルム(細菌の塊)の破壊を行う必要があります。

                                                    2020,2.24

                                              

学問のすゝめ

 福澤諭吉先生の“学問のすすめ”は聞いたことがあっても本を手に取って読んだことのある人はどれくらいいますでしょうか?皆さん、是非ともお読みいただきたい。混迷する日本社会、素晴らしい日本の文化が崩壊しないように、いま私たちが気付く必要があることを150年前に福沢諭吉は述べています。


“人にはそれぞれの社会的役割や才能というものがある。才能や人間性を身につけるには、物事の筋道を知る必要がある。それを知るためには、文字を学ばなければならない。だから、現在学問が緊急に必要とされているのだ。”

“自由とわがままの境目というのは、他人の害となることをするかしないかにある。たとえば、自分のお金を使ってすることなら、酒や女遊びにおぼれてやりたい放題やっても、自由であるからかまわない、というように思えるかもしれないけれども、決してそうではない。ある人がやりたい放題やるのは、他の人の悪い手本になって、やがては世の中の空気を乱してしまう。人の教育にも害になるものであるから、浪費したお金はその人のものであっても、その罪は許されないのだ。”


今の日本人、日本社会、何かが欠けてはいませんか?社会の荒廃は心の乱れから始まる。先ずは一人ひとり、今日一日の自分を振り返ってみませんか?

                                                    2020,2.20

                                              

 昨今の国会議員の発言、態度からは国を守る、良くするといった使命感をもっている人が極めて少ないのではないかと思わざるを得ない。骨太の政治家がいない。いや、いないわけではないが、そのような方はマスコミ受けをしないからか、メディアが先だって取り上げることもない。

 私が20歳の頃、日本の舵取りをされていたのは先日お亡くなりになられた中曽根康弘さんだった。どんなに公務に忙しくても、レーガン大統領と会談をする前日であっても、首相官邸の執務室で必ず30分は自分の時間を取って修養の時間を取っていたそうだ。

“政治家の仕事は先見性と大局観をもって未来をつくること。そのために過去を知らなければならない。歴史を勉強しなさい”と孫の新人議員にはなむけの言葉。

私が尊敬する政治家、経営者、一流と一目置かれる各界の人々は共通して軸がある。

「人間軸がないとぶれる。軸があるから方向を変えてもぶれない。その哲学は中曽根外交でも生かされた」(日経新聞より)

建物も軸がなければ崩壊する。人間も“軸づくり”が一生のテーマのようだ!

                                                     2020,2,19

                                              

新型コロナウィルス

 正常性バイアスをご存知でしょうか?人は自分にとって都合の悪い情報を無視したり過小評価したりする習性があり、自分は大丈夫、大したことはない、と思うことが正常性バイアスが働いている状態だそうだ。ある記事によると、物事を深刻に考えすぎないなどプラスに作用することもあるが、災害や事故の際に避難や初動の遅れにつながるとのこと。

 新型コロナウィルスの感染が世界規模で広がっているが、我々の身の回りにもいつの間にかやってきた感がある。総理大臣の使命は国民の命を守ること。他国から攻められない国造りをしているのは評価できるが、ウィルス感染に関しては初動の遅れが否めない。桜の会の問題などどうでもよい。与党も野党もない、周辺国からどう思われようが構わないではないか。思い切った策を講じてほしいものだ。

 ところでなぜ新型コロナウィルスと呼ぶのか皆さんご存知でしょうか?私も先程知ったのですが、ウィルスを電子顕微鏡で見るとウィルスの表面から突起が出ていて、その外観が太陽のコロナににていることから名付けられたそうです。

                                                     2020,2,3

                                              

論語

 子日わく、「これを知る者はこれを好むものに如かず。これを好む者はこれを楽しむ者に如かず。」

学びを「知る」、「好む」、「楽しむ」の三段階に分けて比較していますね。

この言葉の意味するところは、学問でもスポーツでも仕事でも、ただこなすのではなく楽しみの境地まで高めてしまうとどんな小さなことでも思わぬ醍醐味が待ち受けていて、より高い世界へ誘ってくれるということ。

テニスの全豪オープンで8度目の優勝を達成したノバク・ジョコビッチは正にそれを体現しているように思えてならない。

                                                     2020,2,2

                                              

他科の医療機関との違い

 内科、眼科、整形外科など歯科以外の医療機関は治療のために受診するところであり、予防のために医療機関を受診される方はいません。なぜなら日本の保険制度は疾病保険なので、悪くなってからでないと医療を受けれないからです。では、医療機関で病気と診断された患者以外は健康なのでしょうか?不定愁訴を抱えた人は病名は付かなくても身体に不調を来しているのです。症状が発症する前に存在する『見えないリスク』を発見することが医療のあるべき姿ではないでしょうか?

 歯周病が全身疾患と関係があることは10数年前から言われ続けていることです。幼少期からの咬み合わせの不調和がある時身体のある個所に症状を発症させているのではないかと疑わせる患者がどんなに多いことか。

 当医院における定期メインテナンスにお越しいただいている患者さんの口腔内の変化も毎年資料を採り続けることでよく分かっていただけるようになってきた。口腔内にとどまらず全身に視野を広げ、リスク発見の精度を高めていく必要があるだろう!

                                                     2020,1,22

                                              

「自分を疑う」

先日、「歯が揺れていて硬いものを咬むと痛くて食事ができない」という主訴の方が来院さた。

歯周治療で保存できる状態ではないので後日抜歯せざるを得ない。歯を抜くのが歯医者の仕事??ではない。

“人に苦痛や喪失感をもたらすような医療はしたくない。子供の時からの治療ではなく教育が必要ではないか?”

大人の必要な治療は勿論責任をもって行わせていただくが、今後の当医院の患者層は子供が多くなっていくのは間違いない。

星野リゾートの星野佳路氏の言葉に

“おもてなしとは顧客の期待に応えることではなく、顧客に気付いてもらうこと、伝えたいメッセージをしっかりと伝えることが本当の意味でのおもてなしである”とある。

当医院のミッションである“価値ある時間を皆様に提供する”とはまさにそのことであり、歯科医院に足を運ぶのは治療のためではない。



                                    2020,1,13


「ツァラトゥストラ」

ニーチェの「ツァラトゥストラ」の中に、素敵な一節がある。

 “君は君の友のために、自分をどんなに美しく装っても、装いすぎるということはない。

 なぜなら、君は友にとって、超人を目指して飛ぶ一本の矢、憧れの熱意であるべきだから。”


 かなざわ歯科医院の診療体系、診療内容は昨年から大きく変わりつつある。

 歯科医療に携わってこのような表現をするのは如何なものかと思うが、歯医者が存在しなくてもだれも困らない世の中になることが、究極の歯科医療の目指すところではないか?実際にはう蝕が存在しなくなっても新たに口腔疾患、咬み合わせと全身疾患の関係が明らかになってきている現在、歯科医療従事者の役割は従来とは違う形で求められるであろう。

 10年後、20年後を見据え、先ずは子供達の正しい成長発育を促す環境作りが必要であり、頭蓋顔面発育障害の一つの表れが不正咬合(歯並び・咬み合わせが良くないこと)という形で表れていることを今年も情報発信していきます!

 成人の方で歯科治療を受けたにも拘らず満足のいく結果を得られていない方は、先ずはなぜ歯医者に通ったのに良くなっていないのか?本当に良くなっていないのか?ご自身の口腔内の現状はどうなっているのか?を知るところから考えてみる必要があるかも知れませんね。


                                    2020,1,1


何のための勉強?

来院する子供たちはほぼ全員塾通いをしている。学校の勉強だけでは物足りない?本人たちが望んで塾通いをしている?

治療前に挨拶をするのは当たり前であり、挨拶は必要ないから治療だけしてくれればいいなんて親御さんであれば迷わずお引き取り願う。

なぜこのようなことをわざわざブログにアップするのか?それは呆れる親子が少なくないからかも知れない。

安岡正篤先生の教えでは「いくら才があろうと徳がなければ活かすことはできない」とある。但し現在はこの点が全く逆転している。つまり才が先で徳が後になっている。学力低下の原因は徳を高め才能を伸ばすという観点が学校教育、家庭においても欠落しているように思えてならない。徳性を育めば志を抱くように成長し、周りから言われなくても必要な勉強を自らするようになる。高学歴の人の不祥事が後を絶たない背景には“徳”の欠落がありはしないか?

事務次官の肩書が泣いている‥‥

子供達は将来どんな職業に就きたいのか?を考える前にどんな人になりたいのか?を自分と向き合って考えることが必要ではないか。

                                                     2019,12,21

                                              

陰徳あれば必ず陽報あり

 “人知れず善い行いをする者には、必ず良い報いがあるということ”と辞書にある。

今の日本人はあまりにも“自分ファースト”になってはいませんか?

自分のことより周りの人、困っている人のことを先ずは考えて行動に移すことができるのが潜在的に備わっているのが日本人ではなかったのか?

昨今の駅ホーム、車内におけるマナーの悪さに辟易するのは私だけではないでしょう?

                                                     2019,12,18

                                              

無断キャンセル

  飲食店における無断キャンセルがあった場合、代行してキャンセル料を徴収する業者が現れた。なるほどと思ったのは私だけではないだろう。ネットで簡単気軽に予約ができるのは良いが、飲食店でまとまった人数の直前キャンセルや無断キャンセルがあった場合、調達した食材の無駄も馬鹿にならないが、なによりもぽっかり空き時間ができてしまうのは経営者でなければこの痛みは分からないのではないか?

 そもそもキャンセルするぐらいならば予約をするなと言いたい。当医院でも昨日、新規患者の予約が入っていたものの無断キャンセルに泣かされた。しかも一度予約日を直前に変更して新たに予約日を取ったにもかかわらずだ。こちらから連絡するも電話にもでない。常識がないというよりも良識がないというべきか?そういう輩が今の日本には多くなった気がする。自分のことよりも周りのことを考えて行動をとるようにと親に教えられなかったか?自分さえよければ周りのことは二の次、では社会生活は成り立たないだろう。世の中の問題の根源は、人としてどうあるべきかということを考えずに生きていることのような気がする。大丈夫か日本人!

                                                     2019,8,23

                                              

小学6年生

  先日小学6年生の女の子が検診で母親と来院された。診察したところ親御さんが心配されていたむし歯は無かったが、6歳臼歯が交叉しているため下顎が偏位していることが判明した。当医院では子供たちの全身写真も撮影するので母親にも画像を見て頂いたが、身体が右側に傾いているのに気が付かれた。歯医者は歯だけを診査していれば良いのではないといういい事例ではないだろうか?身体全体の中での歯、歯列、咬み合わせを診る診断力が求められている。

身体の歪みは生活習慣や習癖(クセ)など日々の過ごし方によって徐々に引き起こされます。普段の生活に起因する場合、足から骨盤、背中、首の順にゆがむ上行性の歪みと、不正咬合によって反対の順でゆがむ下行性のゆがみがあり、ゆがみは連続して起こります。

咬み合わせの治療は何歳からでも可能ですが、6歳~15歳までの上顎・下顎の成長のピークをむかえるまでの間に習癖(クセ)などを治しながら咬み合わせを改善できればベストです。

                                                     2019,6,22

                                              

人格の涵養

 先日の月刊誌に“最近は年輪を刻むように年を取る人が少なくなった”と以前小林秀雄が言っていたと載っていた。なるほど‥‥年輪。編集者の言葉では“最近は年輪を刻むどころか、肉体的年齢はおとなだが精神的年齢は子供のままといった人がめっきり増えた。憂うべきことだ。”とあった。

幼少期から朝鍛夕練の陶冶があって人間としての軸が出来てくるのだろう。何時からでも遅くはない。熟成したおとなの人格の涵養のために学び続けたい!

                                                     2019,5,7

                                              

なぜ歯並び、咬み合せが良くないか?

 皆さん、正しい呼吸をされていますか?電車の中でスマホをしている人を沢山見かけますが、口唇が閉じていない口呼吸の人がなんと多いことか!呼吸は鼻でするものですよ!って注意したくなりますね。

 我々は特に意識することなくリズミカルに呼吸をしていますが、その際口呼吸になっていると本来肺で溜めておくべき必要な量の二酸化炭素が排出されてしまうので、酸化ヘモグロビンが身体の各組織の細胞に酸素を供給しにくくなってしまうのです。就寝中に口呼吸になっていると脳への酸素供給が低下するので、朝起きた時に頭がボーっとしてたり、睡眠時間は取っているのに身体が疲れていたり偏頭痛がしたりといった症状が出やすくなります。

 正しい呼吸は鼻呼吸です。口唇が習慣的に開いていたり、舌が口蓋(上顎)から離れている時間が多いと口呼吸になります。これらの間違った機能は顎の成長そして歯並びに影響を及ぼします。

 心当たりのある方は呼吸を改善するためにお問い合わせください。

                                                     2019,4,9

                                              

子供向けの院内セミナー実施

 咬み合せの良くない子供たちに共通していることは、よくよく観察していると口呼吸、口唇があひる口、椅子に座ると直ぐに背もたれに寄りかかるなどが診られます。このような子供達が多くなれば世間はそういうものだと思い込んでしまうのか、身体に異常を来たす状態であるとは親御さんは気付いていないのです。

本日は咬み合せと頭蓋顔面の成長発育、呼吸と嚥下について患者セミナーを実施し、4組の親子が参加されました。

今までの常識と思われていたこと、例えば“咬み合せは遺伝である”ということが実はそうではなかった、というお話も行いました。咬み合せが悪いのは健康状態が良くないことのサインの表れだと認識しなければなりません。

患者向けセミナーは出来るだけ回数を増やしていく予定です。次回は5/1 15:00~16:00、16:30~17:30実施予定です。

                                                     2019,3,26

歯科定期検診(メンテナンス)の意義を理解されていますか?

 先週と昨日の新規の患者様に共通していた点があります。それは“定期的に歯科医院には通ってクリーニングを受けていた!”ということ。ではなぜ今まで通っていた歯科医院の通院をやめてこちらの医院にお越しになられたのか?

それなりの理由があることは患者様の口腔内を診査して察した。ブラッシングを含めたセルフケアも確立できていない状態で何をメンテナンスしていたのか?今はデジタルカメラで口腔内を瞬時に撮影し、患者様にお見せすることが簡単にできる。勿論口頭で説明は行うが、撮影画像を診て頂ければご自身の口腔内の状態は“百聞は一見に如かず”である。

その方の口腔内には歯石も多量に沈着しており、歯肉も腫れているのでとてもメンテナンスに入れる状態ではない。歯科衛生士による口腔衛生指導を受け、御自身の口腔内環境を良く知り、必要な衛生士の治療を手順を踏んで行うことが必要である。その患者さん曰く“私は今まで前の歯医者さんで何を受けていたのですかね?”

当医院の指導、処置が必ずしも100%完璧であるなんてことはありえないでしょう。但し、患者さんとのコミュニケーションの中でお互いが理解しあう、信頼関係が本当の意味で確立できれば、患者さんにとっても当医院の目指す“価値ある時間を過ごしていただく”ことが出来ると信じている。

                                                     2019,3,5

                                              

電話での問い合わせ

 今朝の診療開始前に一本の電話が鳴った。

〝今すぐ治療してほしいのですが可能ですか?〟

口腔内の状態、痛みの程度、原因も何も分からないのに電話で全ての答えを求められても対応には苦慮する。もちろん予約の患者様で本日は空きの時間が生憎なかったので断らざるを得なかったのであるが・・・

歯に関しては未だに痛みなど症状が出なければ歯科医院に掛かる人は多くはないのではないか?

歯科医院に行くと直ぐに歯を削らた経験があるからなのだろうか?

普段からご自身の口腔内の状態をしっかり把握しておくことが、予後を考える上では一番の予防になることは論を待たない。むし歯が存在しても、むし歯の程度によっては定期的に写真やレントゲンを撮影して経過を診ていけば良いのであって、〝むし歯=歯を削る〟ではないことを“歯医者嫌い”の人には知って頂きたい。経過を診るというのは口腔内のむし歯のリスクを減らした上で経過を診るということであり、決して何もしないで悪くなるのを待つということではないですよ!

                                                     2019,2,2

                                              

むし歯は治療しない?

 本日の初診の患者様の主訴は「むし歯があるので治したい!」とのこと。

素朴な質問を投げかけてみた。

〝むし歯は治りますか??〟 

患者さんの反応は

〝・・・・・??〟

こちらからは

〝むし歯の原因は食生活習慣ですから原因を改善することは可能ですが、むし歯は元の状態には治りませんよ~!〟

初診の診査を行い、カウンセリングルームにて撮ったばかりの口腔内写真をお見せしながら現状説明を行う。

普段目にすることのない自分の歯や歯肉の炎症状態を見て患者さん曰く

〝相当ひどいですね!むし歯のリスク検査を次回受けま~す!〟とのこと。

人はどこかで〝ハッ(゚Д゚)!〟とする〝気づき(^_^)〟がなければ行動変容には繋がりませんね。


                                                                2019,1,28

                                              

当医院のメインテナンスとは

 口腔の二大疾患であるう蝕(むし歯)と歯周病及び不正な咬み合せは急に進行する疾患ではありません。それゆえ、患者さんの病態をどこまで把握しているか、今後の進行を予測しているかどうかが重要なポイントになってきます。「患者さんの健康な口腔内を維持すること」というと、常に一定の状態を維持するように聞こえますが、実際はそうではありません。患者さんの口腔内、つまり、う蝕や歯周病、咬み合せのリスクは時間軸のなかで常に変化しながら現状を保っているのです。「リスクは変化する」ということを前提にいろいろなことを組み立てなければなりません。この考え方は当然ですが詰め物や被せ物が装着されている修復物にも当てはまります。当医院の定期的なメインテンスは決してクリーニングを行い歯の表面をきれいにしていることだけではありません。2年に一度顎を含めた全体のレントゲン撮影、口腔内を10枚に分けた詳細なレントゲン撮影、1年に一度口腔内の全体の写真を撮影し、変化を追いかけています。お子様の場合には立位も含めた姿勢から口腔内写真、顔貌写真も撮影しています。

                                                                2019,1,23

                                              

新聞コラムより

今月初めの愛媛新聞のコラムに目が留まった。世の中グローバル化の波は変えようもないかもしれないが、相手のことを思いやる心を大切にしながら生きている人は、仕事においても普段の心の姿が現れるものだと思わされた。時代がデジタル化しても人の成長、心の様相はアナログでしかない。私が子供の頃はこんな言葉を聞いたものだ。“狭い日本、そんなに急いでどこに行く”。仕事においてノルマが大切なのは分からんでもないが、人として大事なものを後回しにしているのではないか?泉下の名経営者に聞いてみたい。

技術者と経営者

 考えを伝えると、翌日にはもっとよい考えのものが手作りで出来上がっている。「神様のような人」。ソニー創業者の井深大氏が、こう評した技術者がいる。日本初のテープレコーダーや世界初の家庭用VTRを開発した元ソニー専務の木原信敏氏である。
 木原氏は自著「ソニー技術の秘密」で、信頼を寄せる経営者、井深氏とのエピソードを紹介している。自身が体調を崩し休みがちになっていると、心配する井深氏は医者を紹介し通院を促してくれ、異常がないと分かると心から喜んだという。
 技術者と経営者の信頼関係は今、どうなっているのだろう。日産自動車の前会長カルロス・ゴーン容疑者は逮捕を受け、従業員にどう説明するつもりなのか。ぜひ聞いてみたい。
 このカリスマ経営者は一連の検査不正で謝罪しなかった。責任逃れと言われても仕方ない。批判の矢面に立とうとしないリーダーを見て、「技術の日産」というプライドを持つ従業員らは歯がゆかったに違いない。
 井深氏は技術者の心が分かる上司だった、と木原氏は言う。命令を受けたことがないそうだ。命令は指示であり、ただ従うだけ。技術者が求めるのは目標や夢で、それがあれば自由な発想で新天地を開こうとするのだと説く。
 製造現場に大切なのはノルマではなく、目指すに値する夢なのだろう。技術者と経営者の心が通じ合い、夢の実現を目指す。そこから日本のものづくりの未来が開ける。

愛媛新聞:地軸 20181201日付

                                                               2018,12,22

                                              

子供の歯並びは大丈夫?

何が歯並びの問題を引き起こすのでしょうか?

右の写真のお子様(9歳)の歯並びは良いですか?咬み合せはどうでしょうか?

歯並びと咬み合せは意味合いが違うことにお気づきになりましたか?

お子様の歯並びが悪くて歯科医院を受診された場合、先生から“歯の並ぶ大きさに対して顎の大きさが小さい”、“歯が全部生えるスペースが足りない”などと言われて矯正治療を勧められたことはありませんか?

ではなぜ顎の大きさが小さいのでしょうか?なぜ顎が本来の成長を抑えられてしまっているのでしょうか?

多くの子供が歯並びや顎の発達の問題を抱えています。口呼吸、舌の突出癖、間違った嚥下(飲み込み)癖、指しゃぶりなどの口腔習癖が顎を含めた顔面骨格に影響を及ぼします。その結果歯並びの問題を引き起こします。これらの原因は従来のブラケット(ワイヤー装置)による治療では改善することはできません。

写真のお子様はポスチャーと口輪筋、頬筋を正しく機能させ、舌を口蓋に吸着させての嚥下(飲み込み)を学ばなければなりません。

                                                        2018,11,10

歯周病を防ぐには?

ひと昔前には歯石を取ることによって歯肉が改善することが多かったので、歯石が歯周病の主原因と考えられていました。

でもそれは1930年頃の考え方です。医療機器の進歩によって細菌培養法も発達し、それまでは検出されなかった細菌までも調べることが可能になり、今では歯周病の“悪玉菌”を特定できるまでになっています。

定期的なメインテナンスに通われている方々は、これらの細菌の塊であるバイオフィルムを歯科衛生士に取ってもらうことにより、良好な歯肉の状態を保つことが可能になっています。勿論、日頃のブラッシングが重要なことは言うまでもありませんが‥‥

皆さん、歯を磨いているからといって磨けているとは限りませんよ!

“磨いている”のと“磨けている”は全く違います。

不安のある方は、当医院の“100%磨き”のできる二人の歯科衛生士に診て頂いてはどうでしょうか?


                                                          2018,11,6        

必要な治療ですか?

歯が痛くなって歯科医院を探されている方はいらっしゃいますか?

・なぜ歯が痛くなったのか?

・なぜむし歯になったのか?

・本当にむし歯で歯が痛くなっているのか?

もしどちらか歯科医院で治療を受けられる場合には、せめて上記3つぐらいはレントゲン診査、カメラ画像の説明を受けてから治療を受けるようにしましょう。歯は一度削ったら元には戻りませんよ!

当医院では必ず“むし歯のリスク検査”を受けて頂きます。

体調が悪くて内科を受診したら、ケースによっては血液検査をしますよね?


                                                          2018,10,5         

子供の矯正治療

子供の矯正治療のゴールは

  1. 鼻呼吸の確立
  2. 安静時に口唇が閉じている
  3. 舌は口蓋(上顎)に位置する
  4. 嚥下時に口唇の動きがない

を目指すことで結果として歯並びが良くなり、保定装置を使わないですむようにすることです。

“歯並びを治す”ということではなく、姿勢を含めた“子供の健康を治す”ということになります。

5歳~15歳のお子様の咬み合せで気になる親御様がいらっしゃいましたらご相談でお越しください。 

                                                          2018,9,27         

甘い物と歯

今更ですが‥

砂糖とむし歯の関係は皆さんお分かりですよね?砂糖がむし歯の原因になる理由は何となく知っている?それともしっかり理解している?

砂糖(スクロース)はブドウ糖(グルコース)と果糖(フルクトース)が一分子ずつ結合した二糖類といわれます。ブドウ糖は動物のエネルギー源となり、果糖は果物に含まれています。二つとも口腔内のむし歯に関与する細菌の栄養源になり、特にブドウ糖(グルコース)はミュウータンス連鎖球菌によって歯の表面にネバネバした物質(グルカン)を作り、歯の表面がむし歯になりやすい環境を作ります。歯を磨く一つの理由はこのネバネバしたもの、ネバネバする前の物をきれいに取り除くことです。

歯を磨くことも大事ですが、砂糖を頻繁に摂取するような環境でなければむし歯にはなりにくくなりますよね!

“血糖値を急激に上昇させなければ血糖値を下げるインシュリンを急いで作る必要はなくなるので膵臓を労わることにもなり、糖尿病になりにくい強い体にもなります”と糖尿病専門医の先生も言われてます。


                                                                                                  2018,9,26                

健康寿命

厚生労働省の調査では、晩年を寝たきりで過ごしている人は男性で平均9年、女性で平均12年とありますが、今後はもっと高齢者の方が増えてくるでしょうから寝たきり高齢者も増える可能性が高いでしょう。

歯科医療に携わる人間としてどのようにして平均寿命もそうですが健康寿命を延ばすことが出来るのか?

様々な啓蒙活動も必要かもしれませんが、先ずは日頃できることから指導することが一番効果が出るのではないでしょうか?

“口腔の健康維持”のためには唾液が必要です。唾液の量が低下すると唾液による免疫機能も低下します。

唾液が低下する原因として“口呼吸”、複数の薬を常用することなどが原因として挙げられます。

また、食事の際に水やお茶などで流し込む習慣がある場合は唾液腺が刺激されないことで唾液量も低下します。

お子様でも食事の際に口唇を閉じないで“クチャクチャ”音を出しながら食べている子供(大人もいますが)は口唇を含めた口腔周囲筋、舌を上手く働かせていないことが多く、このようなケースでは日常生活のなかで口呼吸の割合が多いことが疑われます。お子様の場合であれば口呼吸を改善することが健全な歯並びを構成する要因にもなります。

高齢者に限らず原因不明の体調不良が続いている方は、最寄りの歯科医院で唾液量を量ってみてはどうですか?

                                                                                                  2018,9,23                

インプラント治療

先週初めてお越し頂いた患者様で、以前他院でインプラント治療を受けたが2年ぐらいで抜く羽目になり、その後前後の歯を削ってブリッジにしたという方がいました。口腔内全体に診査を進めると、この方は既に2本ご自身の歯を失っており、残存する歯にも沢山の治療履歴がある。

歯を失った原因を改善することなくインプラント治療をしたところでインプラントが機能すると前医は診断したのだろうか?疑問が残る。

沢山の治療痕も歯が良くなったとはとても言えないのではないでしょうか?

むし歯=治療、歯の欠損=インプラントの方程式のような治療の進め方は如何なものか?

治療の前に歯科医師がすべきことは他にあるのではないか?

医師としての洞察力があまりにもない治療が世間には溢れているような気がしてならない。

私とて決して完璧な人間ではないが!


                                                                                                  2018,9,9                

人間の意思決定

当医院では“説明”を生命線と考え、特に初診でお越しいただいた方にはあらゆる手段を使って納得のいくような説明ができるように努めている。

そのような思いの延長線上でホームページも作成しているのだが、先日ある新聞のコラムに気になる記事が掲載されていた。

『どうやら大多数の人間は“説明嫌い”で、賢い選択のために細部を知ろうとする“説明マニア”は少数派のようだ』と。

例えば救急ばんそうこうを買う場合。店頭で「パッドの気泡が傷を早く治す」と宣伝している。さすがにこれでは「どんな仕組みだろう」と疑問が生じるだけ。そこで「気泡によって空気の循環が良くなり、細菌が死滅するから」と説明を加える。理由としては表面的だが、お客さんは理解した気分になり購入者が増加した。 しかしもっと詳細に「空気中の酸素が細菌の代謝プロセスを妨げる」などと追加したら、消費者の評価はむしろ悪化したという(「知ってるつもり 無知の科学」S・スローマンほか著、早川書房)。

当医院のホームページは説明が細かすぎるのか?何か良案があればどなたかご教示頂きたい。

                                                                                                  2018,9,4                 

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知の空洞化

一日のスマホ、SNSの時間が長いほど、自分の頭で深く掘り下げて考える習慣が減る。


                                                                                                  2018,8,7                  

遠方からの患者様

姫路から被せ物をする治療のためにお越しいただいた患者様。

他の用事の序でにお越しいただいたのかとお尋ねすると“今日はこの治療のためだけに来た!”とのこと。頭の下がる思いです。

歯科治療はどれだけ“丁寧”に、そして“正確”に処置できるかが、治療した補綴物(被せ物)、修復物(詰め物)の予後を左右します。

時間に追われるような診療体制は今の時代、ありえませんね。


                                                                                                  2018,8,6                  

改正医療法

6/1より医療法が改正され治療前後のビフォアー・アフター写真、イラストを掲載できなくなりました。

そのことについて日本経済新聞のコラムでも取り上げていますのでご覧いただければと存じます。


「私、失敗しないので」。主人公の外科医が、こう歯切れよく断言するテレビドラマがある。視聴率も高く、シリーズものとして長く続いてきた。作り話と頭ではわかっていても、こんな医師がいてくれたらと願う。そうした人々の心理があっての人気ぶりといえよう。
 しかし実際の医師や病院がCMや看板で「絶対安全」をうたうことはない。医学部卒の医療ジャーナリスト、朽木誠一郎氏が著書「健康を食い物にするメディアたち」で理由を簡潔に説明している。「絶対安全な手術」は医学的に存在しない。そうした手術を提供するといえば嘘になる。したがって法律違反になるからだ。
 今月1日に改正医療法が施行され、従来の広告だけでなく、ネット上のウェブサイトなども規制の対象に加わった。「絶対安全」といった嘘や誇大な宣伝文句はもう許されない。個人の体験談も主観的な情報なので使えない。「手術前・手術後」を比べた写真も、リスク面などの説明なしで掲載することはできなくなった。
 医師や医療機関をネットで探す人は多い。規制強化で型通りの紹介文しか載せないサイトばかりになれば、患者の病院選びはかえって難しくなる。投稿サイトなどに頼り効果の怪しい治療法にひっかかる人も増やしかねない。医療界や行政は今後も適切な情報公開の方法を探り、患者は嘘を見抜く目を磨き続けるしかない。

日本経済新聞:春秋 2018年06月03日付http://www.nikkei.com/article/DGXKZO31311330T00C18A6MM8000/

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行動変容(1)

皆様が歯科を受診される切っ掛けは何でしょうか?

歯が痛いから、歯石を取りたいから、クリーニングを受けたいから、など様々な理由がありますよね?

私が20数年歯科医療に携わってきた経験から言えること、思うことは、“きちんと理解すればう蝕(むし歯)にならないですむのに皆さんもったいないよなぁ~”ってことです。

お恥ずかしいことに私自身、歯学部に入学するまではう蝕に罹患し何ヵ所か治療を受け金属の詰め物が歯に装着されています。しかし歯学部生活をする中で当たり前ではありますが、う蝕、歯周病についての知識が深まると、それまで以上に口腔ケアに気を付けるようになり、結果的に大学卒業後は20年以上経ちますが、う蝕には罹患していません。

歯周病に関しては口腔内の細菌をゼロにはできませんが細菌の総数を減らすことは可能ですので、常勤の歯科衛生士さんに定期的に丁寧なメインテナンスをして頂いてるというのが現状です。

おそらく皆様の中にも定期的に歯科医院でメインテナンスを受けられている方もおられると思います。そういう方は是非ご自身の口腔内の写真をスタッフや先生に撮って頂き、パソコン画面上で詳しく見せて頂いたらよいかと思います。現状が一番良く分かる方法でしょう!

さて、タイトルの“行動変容”ですが、タバコや酒をやめる必要があってもやめられない、内臓脂肪を減らしたくても食事は改善できない、運動も思うようにできない、なんて嘆いているあなた。こういった生活習慣病の事例でもおわかりのように、理解していてもなかなかできないのが人の意思の弱いところですかね?

では、どうしたら計画した通りに行動に移せるのか?どうしたら行動変容が起きるのか?

続きは次回のブログで!

                                                                                                  2018,5,15                   

嬉しい患者様のブログ

表参道でネイルサロンを経営されている患者様のブログです。

http://ameblo.jp/trois-nail-omotesando/

                                                                                                  2018,4,19                    

治療相談

朝8時,茨城からお越しの新規の患者様


主訴)

歯医者に通い続けているのに段々と歯を失って(抜歯)しまい、最近ではインプラント治療をうけたのに首が凝ってきた。血圧も高くなってきたがかみ合わせと関係があるのか診てほしい。

説明)

その場しのぎの治療を繰り返してきたように認められる。奥歯が無くなれば垂直的に強く咬むことはできなくなり、それでも生体は適応しようとして奥歯の働きを前歯で代償しようとする。しかし、本来の前歯の機能とは異なるので上の前歯は下の前歯に突き上げられて傾きが大きくなってくる。歯は上下それぞれ14本で咬んで咀嚼、脳内ストレス解放のために歯ぎしりをしている。

従って歯を1本でも失えば当然かみ合わせのバランス、脳頭蓋底を支える重心が偏位することで第二頸椎に掛る負担が大きくなり首が凝り、肩が凝り、終いには首周りの筋肉が拘縮することで脳に通う動脈を圧迫するので血圧もたかくなってくると考えるのは極めて自然なことではないでしょうか?世の中に絶対ということはないだけに、今後の治療は今までの経緯を慎重に推察し、患者さんにも考えていただきながら治療を進めることが必要であろう。

初診時のこの患者さんの説明に要した時間は90分。正確には質問と説明によるディスカッションに要した時間。

日本の医療に足りないのは患者さんと向き合って話をする時間。

当医院では一日の診察患者数は5~7人。これ以上診察・治療をするのは丁寧な医療を提供するなら無理でしょう!

                                             2018,3,13

ドライマウス

口の中が乾いてしまう「ドライマウス」をご存知でしょうか?
名前から、ただ口の中が乾燥してしまうこと?と思われがちですが、そうではないのです!
ドライマウスは放置してしまうと、他の病気になってしまう可能性を含んでいる、怖い症状なのです!

口の中の唾液の分泌量が減ってしまい、口内が乾燥する状態、これがドライマウスです。
乾燥の他にも舌の痛み、口中のネバネバ感、口臭の発生、味がわからなくなる味覚障害など、さまざまな症状を伴う場合があるのです。

日本では中高年の女性に多く見られていましたが、最近は若い人にも増えてきているようです。

ドライマウスになると、口内の唾液の抗菌、浄化作用などが弱まってしまい
健康に様々な影響を及ぼします。口臭発生、むし歯もなりやすくなります!

普段の何気ない「口の渇き」が病気の入り口になるかもしれません。
少しでも気になることがあったら、いつでもご相談くださいね!

                                                           2018,3,8

歯の硬さ

人の身体の中で【歯】は一番硬い部分だと言われています。

脳を守るために他の骨より硬いと言われている頭蓋骨、

骨の中で最も太い大腿骨、それらよりも硬いのが【歯】なのです!


歯はエナメル質、象牙質、セメント質という組織からできており

その中でも歯の表面のエナメル質、この部分がもっとも硬い部分になります。


エナメル質の硬さは、物質の硬さを表す硬度だと、およそ7。

これはなんと水晶と同じ硬さなのです!


ちなみに最も硬いものはダイヤモンドで、硬度が10です。

骨の硬度は4から5で、これは鉄や真珠、ガラスと同じ硬さです。


つまり歯は鉄よりも硬いということになります!


そんなに硬い歯なのに、むし歯菌はエナメル質を溶かして穴を開けてしまいます…

鉄より硬い歯に穴を開けてしまうむし歯菌…怖いですね〜


しかし怖い怖いむし歯菌も、日々の生活の中で意志的に抑える事は可能です。


毎日のデンタルケアにあわせて、キシリトールガムを噛んでみたり

砂糖の多いジュースなどはなるべく控える、また、だ液には歯を再石灰化する

力があるので、食事はよく噛んでだ液の分泌量を意識的に増やす、などなど…


基本的なケアを丁寧にやって、しっかりむし歯予防していきましょうね!

                                                           2018,2,23

口腔年齢って?

新年明けましておめでとうございます。

本年も自由が丘かなざわ歯科医院をよろしくお願い致します。


さて、皆様「口腔年齢」というものをご存知でしょうか?

「脳年齢」なら聞いたことのある方も多いのでは?

歯と歯茎の健康状態を年齢として表したものが「口腔年齢」です。

他には「肌年齢」や「内臓年齢」「骨年齢」など、体の様々な部位を年齢で表すことで、その部位の健康状態がおおよそ想像できます。

主に歯垢が原因なのですが、お口の中がネバネバする、食べ物が歯に詰まる、歯茎からの出血が良くある、歯茎が腫れやすい。

そんな症状がある方は要注意、「口腔年齢」が高いかもしれません。

ただ「口腔年齢」は、お口の中の汚れを取り除けば、若返ることができます。

過去にきれいな歯並びの67歳の方が「口腔年齢」が17歳と診断されたということもあったようです。

歯の汚れは生活習慣と密接に関わっています。年末年始に美味しいものをたくさん食べた方も多いでしょう。

健康なお口を保つため、そして「口腔年齢」の老化を防ぐため、毎日のケアを大切にしてくださいね。

                                                           2018,1,5

酸っぱいもの

酸っぱいものと甘いものでは、皆さんはどちらがむし歯になりやすいと思いますか?

酸っぱさの酸味、成分は「酸」でカルシウムを溶かす力があります。
皆さんご存知のように、歯は多くのカルシウムでできていますね。

では酸っぱいものをたくさん食べると、歯が溶けてしまうのでは?と心配になりそうですがご安心を。
酸っぱいものを食べても、酸が歯に触れている時間はわずかです。

しかし甘いものはちょっと違います。

甘いもの、糖分は歯にくっつきやすく、むし歯菌の出す酸が歯に触れている時間が
酸っぱいものを食べた時より、圧倒的に長いのです。

酸っぱいものより、甘いものの方がむし歯になりやすいわけですね。

甘いものを食べた後はもちろんのこと、酸っぱいものを食べた後でも
しっかり歯を磨くように習慣づけたいものですね。

                                                           2017,12,18

歯ブラシの寿命って?

毎日使う歯ブラシ、どのくらいの頻度で交換されているでしょうか?

歯ブラシは長期間使っていると、だんだんと毛が広がってきます。

ブラッシングの力が強すぎると早い段階で毛先が開いてきます。

すると歯の表面に毛先がきちんと当たりません。

歯垢を十分に落とせなくなり、歯茎も傷つけてしまいます。歯垢を落とす力が半減するというデータもあります。

歯ブラシの平均使用日数は約50日で、21日から31日、1ヶ月から2ヶ月で交換している方が多いようですね。

毎日使っていると交換するタイミングを見失いがちですが、こまめに歯ブラシの状態をチェックしてみて下さい。

歯ブラシを背中から見て、台座から毛先がはみ出ているとそれはもう交換のサインです。

歯のケアももちろん大事ですが、歯ブラシのケアも忘れずに行いましょうね! 

                                                           2017,11,29

口呼吸?鼻呼吸障害?

週末お越しいただいた小学高学年の男の子。舌のポジションをよく観察すると、う~ん?やっぱり低位舌かな。

母親に鼻呼吸・口呼吸と舌の位置、舌の動きについて説明をさせていただくと、小さいころから心当たりがあるとのこと。

安静にしているときの舌の置き場所を意識していただくようにお子様にも説明を行い、次回一か月後の変化を診ることに!

皆さん、お子様や大人の方も、気が付くと唇が開いていませんか?それは口呼吸の証拠ですよ。呼吸は鼻です!

大人になって健康な身体で過ごしていただけるように、まずは健康の入り口である口と鼻の機能を改善させましょう!

                                                           2017,9,25