お知らせ(1)

 当医院では乳幼児の口腔機能相談を随時受け付けております。また10/22(木)、11/26(木)の午前中は乳幼児専用の受付日です。

 本邦では、「新生児期から乳児期前期の舌小帯短縮症は哺乳障害とは関係がなく、手術の必要性はない」との考え方が主流ですが、当方の30数年の臨床経験から不正咬合の発現と、不正咬合に至る根本原因の一つに舌小帯短縮症及び上唇小帯異常はあらゆる口腔機能の発達不全、更には頭蓋顔面発育障害を引き起こす可能性が極めて高いとの判断から、慎重に診査診断を行い、ご両親様のご理解を得られた場合にのみ必要に応じて処置を実施しております。

 尚、アメリカの小児科学教科書「CURRENT Diagnosis &Treatment Pediatrics2021-21」には、“哺乳障害を伴う舌小帯短縮症は新生児に切開すべき”と記載されています。

 舌小帯リリースに関する賛否は論文においても意見の分かれるところではありますが、実際に舌小帯短縮症の手術を受けた直後に正しく哺乳が出来るようになる乳幼児の姿からは、子供達の間違った成長発育をただ黙って経過を診ていては状況は悪化するばかりであり、“成長発育の最適化”を行う一環として乳幼児における舌小帯や上唇小帯の適切な処置は避けて通れないと確信するものであります。

 あの睡眠学の権威であるChristian Guilleminault先生(2019年没)の研究テーマは「顎と睡眠障害の関係」でした。今でこそ小児閉塞性睡眠時無呼吸(Pediatric Obstructive Sleep Apnea)の病名を歯科でも耳にするようになりましたが、当時先生の発表には、「睡眠障害や無呼吸症は幼児期に形成されるため、早期発見と早期の治療介入が必要である。」ということがありました。

 従って当医院では不正咬合の改善は勿論ですが、そこに至った原因を親御さん、患者さん本人にしっかりと理解して頂くことから始めております。舌を含めた口腔筋機能の改善には、小さな習慣の積み重ねが必要であり、今だけではなく将来の健康を見据えた取り組みが必要なのです。

 


お知らせ(2)

 当医院では、実際に実習形式でご飯を持参して頂き、摂食の仕方・メカニズムを皆様に体験して理解して頂くセミナーを実施しております。

次回開催予定日は11/26(木)12:00~13:15、5組まで先着順となります。